自分に口臭はあるのかを確認する方法

他人に口臭を指摘されることはとても恥ずかしいことです。
そうならない為にも自覚症状が出にくい口臭を自らチェックしておきましょう。

他の章でもご紹介しましたが、自分の口臭は「嗅覚(きゅうかく)」が麻痺しているので、殆ど気付くことがありません。

「自分は全く臭くない・・・」

そう思っているアナタが一番危ないかもしれません。

ここでは口臭確認の具体策をいくつかご紹介します。

【口臭チェッカー】

自分の感覚や他人の感覚もあまり信用したくない方にとって、客観的に自分の口臭を確認出来るのは「口臭チェッカー」ではないでしょうか。

機械で判定するので人の思い込みや感覚というのは全く通用しません。
数値こそが真実を語るのです。

また、最近の「口臭チェッカー」も比較的安く、2000円前後で購入できるので、外出時や会社に一つ置いておくのもいいかもしれませんね。

口臭の有無をしっかり判定してくれる「口臭チェッカー」ですが、口臭の種類、どんな臭いなのかは判別できませんので、あくまでも口臭の有無を確認ということで理解しておきましょう。

【唾液で確認】

口の中の細菌が口臭の原因になりますが、その細菌は唾液に溶けやすいという習性がありますので、唾液の臭いで口臭の有無を判断できます。

しかし、唾液をコップに吐いて臭っても唾液の臭いはあまりわかりません。

一番確実な方法は、手のひらを舐めて10秒程待ち臭いを嗅いでみることです。
個人差もありますが、人によっては強烈な酸っぱい臭いがする方もいると思います。

この方法は口臭の有無や、どんな臭いなのか?までもわかるので、自分で確認したい方にとってはとても有効でしょう。

ただ手のひらが強烈に臭くなることもありますので、注意が必要です。

【歯医者さんで確認】

口臭をチェックする上で家族や信頼ある人に直接嗅いでもらう、という手段もありますが、自分も相手も嫌な思いをする場合もありますし、実際に口臭があっても本当の事が言えない場合もあるかもしれません。

よっぽどの信頼がないと他人に確認してもらうというのはおすすめできませんが、他人でも客観的に見れる方がいます。

それは歯医者さんです。

歯医者さんは「官能検査」といって、自分の鼻で患者さんの口臭をチェックする必要があり、その臭いの質で患者さんの現状を把握しています。